ぬまのつぐみ

おもにサウナで気持ちよくなったことを自慢するブログです

阪神サウナ

日曜日の予定が17:00ごろ終わり、福島方面へ。今回の出張で一番楽しみにしていたサウナのため、自然と足も早まる。

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ホテル阪神に併設されているサウナ、阪神サウナへやって来たのであった。

受付の小動物系オネェさんに「サウナに入りたいのですが」と尋ねると、優しく答えてくれた。エレベーターで7階へ。

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ここは、ホテルの宿泊客が入るサウナでもあって、日帰り入浴だと2700円。割引を使うと500円引き。

 荷物をロッカーに押し込んで服を脱ぎ、浴室へ突入。あまり広くは無いが、とにかく綺麗。そして、

 

 ここのサウナは、最高だった。

 

 サウナ・水風呂ともに言うことなし。強いて言えば、外気浴スペースが無い点か。サウナは高温中湿。サウナ室全体の木が新品のようで気持ち良く、テレビでは始まったばかりの九州場所。水風呂は広くは無いが深く、胸ほどまである(池袋のタイムズ・スパ・レスタ並)。冷度も体感16-17度で、水質も良い。

 二往復であっという間に昇天してしまう。さらに二往復して退室。館内着に着替えて、リクライニングシートで相撲を観戦(休憩室もこれまた綺麗)。全体として、こぢんまりとした造りだが、総じてクオリティが高いサウナだった。

 大阪のサウナも、まだまだ開拓の必要があるようだ。

 

(追記)休日に向かった場所メモ。

落語とメディア:無料のわりにかなり充実した内容。志ん生の秘蔵映像が流れており、外出から高座、帰宅までの5分ほどの映像が印象深い。ほかにも速記本が数多く展示されていた。さすが早稲田大学だなあ。ドリヲ氏に感謝。

志ん生の親子丼:千駄木稲毛屋の親子丼は志ん生お気に入りだったようだ。ちなみに、とんでもなく美味しかった。是非ともおすすめ。

CABANA(ニュージャパン)

そんなこんなで出張1日目も終わり、飲み会で見事ホモ認定され、再び心斎橋へ戻る。夜11時くらいで、すでに千鳥足。(大阪といえば・・・)と、チム氏に電話したら駆けつけてくれた。もう少しだけ大阪の夜を楽しむ。

 

 酔いもすっかり醒めた3:00頃に解散し、フラフラで今宵の目的地へ。

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今宵はニュージャパンのカバーナへ泊まるのだ。ほうぼうでの評判がかなりよかったので、ここも楽しみだった。深夜に入店すると、2600円で朝まで居られる。時間も遅いので、爆睡しているおじさんが多い。(よって、浴室は貸切状態)

 

 浴室の造りはかなり変わっており、シャワーは半個室(?)、2階への階段を上がると水風呂と広いサウナ。サウナは若干温度が物足りないドライサウナで、水風呂はそこそこ冷たい(しかし塩素臭は拭えない)。大人数収容のスパなので、こんなものかも知れない。

 驚いたことに2階には、サウナ以外にもプールっぽい広い浴槽と、海の家のような飲食スペースがある。トロピカルジュースを一人でボーッと飲んでいるハゲのおっさんが居たが、朝の4時にそんなことをしている彼は、いったい何を思いながら長椅子に座っていたのだろうか。

 

 斯様にあまり体験したことのない雰囲気だったので(なんじゃこりゃ・・・)の連続。あまりゆっくりできず、残念。なにより眠かったので、二往復で切り上げて爆睡。

宿泊目的じゃなく、もっとのんびりできるときに来たらよかったかもなあ。

(まだつづく)

グランドサウナ心斎橋

大阪に2泊3日の出張となった。目標は3種類のサウナに入ること。

 まず金曜日、最終ぎりぎりの東海道新幹線に飛び乗る(東海道新幹線はタバコが吸えるから嬉しい。でも喫煙車両は臭いから座りたくない。難しいお年頃である)。

 JR新大阪から御堂筋線に乗り換えて心斎橋へ。酔っぱらうニーチャンネーチャンとすれ違いながら歩くこと5分ほど、今回の最初の目的地に到着。

www.grand-sauna.com

既に予約をとっていたので、名前を告げてチェックイン。カプセルホテルとサウナ代合わせて3000円。

 スーツで全身締め付けられていたため、ガボガボの館内着に着替えて解放感(既に気持ちいい)。興奮を抑えきれずそわそわとサウナ階へ向かう。タオルが脱衣所に重ねてあるタイプなのが嬉しい。

 身体を洗って湯船でしっとり汗をかく。若干温度は高めで、ジャグジーも心地よい。(そろそろいいだろう)満を持してサウナ室へ入る。広いわりには高温。さらに湿度は低めだが、ながく居られるタイプのサウナだ。10分ほどで退室。シャワーを浴びてのち、サウナ室横の水風呂へ。こちらは冷度が若干もの足りなく(体感19-20度ほどだろう)、塩素臭も抜け切れてなかったが、まずまず。これをとりあえず三往復。

 特筆すべきは外気浴である。都会の真ん中にありながら、なかなか広い外気浴スペースが用意されている。(大阪のど真ん中で全裸か・・・)椅子に座ってぼうっとしていると、不安なことも全部忘れて昇天(やはりサウナは偉大だ)。

 カプセルは新しくはないが、小綺麗で寝やすい。しっかり爆睡したのち、朝サウナを二往復。チェックアウト時間ぎりぎりで退店。

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 予定まで時間があったので、駅近くの珈琲屋に入る。オッチャンがやってるような喫茶かと思ったら、意外とイケてる兄ちゃんマスターだった。

 

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 周りの関西弁を聞きながら、いそいそと配布資料にホチキスをうつ。コーヒー3杯飲んで、タバコも吸って一安心。会計に向かうと、提示されたお代はコーヒー1杯分で、

   わ「あれ、間違っていますよ」

 イケ兄「2杯までお代わり無料なんです」

 

ありがてぇ・・・。(つづく)

サウナセンター大泉

Wタさんとデートする日となった。というわけで金曜夕方、いそいそと学校を抜けて新宿へ向かう。

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 新宿ピットインへ。今日はカッコつけて、ジャズライブに来たのであった(Wタさんはミュージシャンなので、ジャズバーにはノリノリで付き合ってくれた)。Manuel Valera Trioという、どうやらグラミー賞にノミネートされるような有名人らしいが、もちろん僕は知らない。いつも思うけど、生演奏って桁が違うよねえ。すごいなあ。(お芝居も落語もだけれど、誰かの芸を観る時は生が一番だなあ)。

 そのまま以前の沖縄料理屋へ行き、0:00頃までダベる。彼は、会うたびに新しい一面を披露してくれるのでいつも新鮮。(「辞めどきがわからないんだ」といったときの表情は忘れない)。彼も地元へ帰ってしまうのか。寂しいものだ。

 

 Wタさんとバイバイし、30分ほどブラブラしているとKっちゃんと合流することに(Kっちゃんも来るなら、Wタさんを引き留めておけばよかったと後悔する。最近、高校時代みたいにKっちゃんと遊んでいる)。

 彼が腹減ったというので、近くにあった適当な居酒屋へ(ここもすっごい美味しいお店だったが、いかんせん酔っていたので店名も場所も覚えていない)。しゃべっていると、気付いたら4:00。電車も走ってないのでカラオケにゆく。

 

 7:00過ぎに解散し、朦朧としながら電車に乗る。ん?と思ったらサウナセンター大泉へ到着していた。(そうか、僕はここのサウナを欲していたんだ)と自分を騙して受付へ。何度でも言うけれど、ここのサウナは最高だ。サウナも水風呂も、言うことない。

 朝サウナをかましてから12:00まで爆睡。寝起きにじっくりサウナを堪能する。久しぶりに、水風呂で声がでる。高温多湿のサウナで蒸された後、キンッキンの水風呂で心地好く土左衛門と化す。最近の邪念をすべて洗い流してくれた。

 

 サウナを出ると昼過ぎ。あまりに気持ち良い天気だったので、なんとなく散歩する。

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(暇だからたくさん写真撮ったんザマス。下手だけど。)

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(ケンケンパって、まだやってるんですねぇ)

 

言問通り沿いに歩いて浅草方面へ。歩きながら先日読んだ本を思い出し、吉原大門跡へ向かう。途中、吉原弁財天さんと遭遇。初めてだった。

 

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吉原があった頃は、遊郭から出られない遊女たちのために置かれた弁財天様だったが、今では関東大震災によって亡くなった吉原遊女たちの慰霊の意味合いが強いようだ(追1)。

弁財天さんと吉原神社でお参りを済ませ、さらに歩くこと10分。

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大門跡に到着(追2)。どっか喫茶でも入ってみようかと思ったが、腹が減っていたので我慢する。そのまま歩いて隅田川へ向かう。

途中、川を埋め立てたっぽい所を見つける。(地図がわかりにくくてごめんなさい)。

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歩いているとこんな感じ

 

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あとから調べると山谷掘というものを埋め立てたようだ(追3)。隅田川に到着し、言問橋のたもとで休憩。たくさん子供たちが遊んでいるのでタバコは吸えない。

 

浅草方面を見ると、おもちゃのような光景であった。 

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東京は寒くもなく、歩きやすい気候だった。カップルも川沿いでイチャついていたが、今日はデート日和だろうなあ。

 

 今日はなんて素晴らしい1日なんだ・・・と思いながら歩き続け、神田川とぶつかったあたりで電話が入る。教員Kからだ。僕が教員の仕事を肩代わりしていたのがバレたらしい。しかし結局、やるのは僕なんだけれども。そんなこと言われても、一体どうすりゃいいのさ(コロコロ)。

 なんとか今日中にやってほしいという依頼だった。晴れやかな気分が一気に曇る。意地でまぜそばを食べて帰宅。

 

(追1)吉原弁財天:弁財天、観音様の他にも、遊女ごとの墓石や各菩薩様が祀られている場所である。吉原付近は江戸時代、湿地帯だったために埋め立てて使っていたのだけれど、大きな池も点在していた。大震災で池に大量の遊女が避難し、その多くは溺死したようだ。掲示板には当時の溺死体が積み重なる写真などが貼り付けられていた。

(追2)吉原大門:大門前には喫茶店が点在している。江戸時代は、茶寮でお茶を飲みながら「どの店がいいか」と店主に相談するシステムがあったようだ。そして今でも、喫茶店とソープ店は契約関係にあるらしく、喫茶店がお店を紹介するとマージンが入るらしい(昨年末に飲み屋で一緒になった大手企業のオジさん談)。

(追3)山谷掘:今では山谷掘公園というウォーキングコース?らしい。こちらのブログさんが参考になった(リンク)。偉い人が隅田川から船で吉原に入る時の通路だったようで、吉原文化を考える時には大事な要素の一つらしい。あとで調べてみよう。

駒の湯

今日は仕方なかったんだ。全学停電だったから、学校いっても意味なかったんだ。

駅前のミスドで3時間だけ作業して15:00, 勇み足で電車に乗る。1時間半かけて三軒茶屋へ。お目当は盛岡じゃじゃ麺。が、17:30開店のためまだ時間がある。うん。三軒茶屋ならば、駒の湯でしょう。

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 こちらはよくある銭湯だけれど、良質なサウナと出会える。サウナ自体は狭いのだけれど(六人も座ればぎゅうぎゅう)、テレビもなく演歌が延々流れているだけ。常連のおっちゃんたちは当たり前のように新聞や漫画を読んでいる(決してマナーが悪いわけではない)。おしゃべりの内容を聞いていると江戸弁ぽい訛り。サウナだけれど、かなり異質な空間。

 この日は土曜の夕方というのもあって、かなり混み合っていた。サウナの温度も低い。水風呂もなんだかヌルい。失敗した・・・(やはりサウナは平日昼間に限る)。

 ただし、名前もわからない演歌を聞きながらじわじわ汗を流すというのは、なかなか出来る体験ではない。サウナで瞑想(?)状態に入る時、いくつか種類があると思うのだけど、駒の湯は、演歌でしか味わえない整い方を提供してくれる。

 

 ホカホカで夕暮れの住宅街を歩きながら、本日の目的地に到着。

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開店前に並んでいるだけで、涎が溢れてくる。僕はじゃじゃ麺が大好きだ(もうさあ、もっとじゃじゃ麺屋が増えてほしい)。おいけんは唯一東京で盛岡じゃじゃ麺を提供してくれるお店なので、本当に感謝している。このためなら何時間でもかけて来れる。

 店員さんはだいたい岩手出身なので、最近の地元事情をおしゃべりしながらじゃじゃ麺を頂く(ここのマスターの肉味噌は、白龍とか有名店で学んだわけではなく、独学らしいよ。すごく美味しいよ)。

 

チータンを飲み干して、もう一つの目的地へ。

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星回帰線を観るのである。観劇は久しぶり。向井くんが出ているので多少高かったけど。ドストライクではないけれど、やっぱり向井くんカッケェ・・・(そしてなぜかエロい)。

話はドロドロのお話で、終始ソワソワしていた(先生に友達がシバかれているのを、居た堪れない気持ちで眺めているような)。蓬莱竜太の次回作も観に行こう。

テルマー湯

土曜の昼下がり、Kっちゃんから連絡が入る。

K「深夜寄席いかね?」

わ「いやまだ今日のノルマ終わってませんし・・・」

と断りながらも、夕刻にはTXに乗っていた(つくづく意思が弱すぎる)。彼が20:00頃に仕事が終わるということで、それまで末廣亭ちかくのテルマー湯へ行くことに。前から気になっていたので丁度良い(?)。新宿三丁目駅から歩くこと3分。

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 館内はものっすごい綺麗。今まで赴いたサウナで1,2を争うキラキラ感。やっぱ女性客も多かった(女性には綺麗さって大事ですよねェ)。

 浴槽も種類が豊富でそれぞれが広く、とくに炭酸泉がすごかった。さらにサウナは2種類(ドライ・ミスト)あり、僕はドライに4度ほど突入する。温度は95度ほどだっただろうと思う(11月5日記述だのでうろ覚え)。水風呂が20度と冷度がいまいち物足りなかったが、深さがあり嬉しい。露天風呂スペースもあり、椅子がたくさん準備されていて外気浴もできる。少しお値段は張るけれど、新宿でこれだけ綺麗なサウナに入れるなら相応だと思う。

 

 20:00頃に末廣亭に向かうと、すでに列ができている。

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これはヤバイかもなぁ・・・と思っていたが、腹が減っていたのでKっちゃんと沖縄料理屋へ向かう。満腹で21:15頃向かうと、まだ座れた。ギリギリだ。

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末廣亭深夜寄席は基本的に二ツ目噺家さんがでてくる。500円で2時間ほどと、かなりお得。

テルマー湯も行けたし、寄席も行けたし。幸せな日だった。

 

(演目メモ)

山遊亭くま八:親子酒:大好きなはなし。結局どっちもぐずぐずじゃねぇか、という。息子もベロベロで帰ってくるところが好き。

瀧川鯉輪:つる:初めて聞いたけど、あまりにアホらしくて面白かった。「つる」って言っているだけなのに。勢いで笑ってしまった。

昔昔亭桃之助:(すいません、忘れてしまいました。。。)

神田蘭(講談):虞美人・樋口一葉:強烈な人だった。講談師の方ってもっとお堅いイメージだったけれど。この人の独演会は行ってみたいかも。

ロスコ

 とある学会でUさんと再会し、ひとしきり小標本法の話をする。実験ではサンプルサイズが小さくなるため、その手続きは僕らの方法と異なり疫学や薬学で使われる統計と近いようだ。その際の交絡因子って議論されないのかな。というか外部妥当性ってどういう議論がされてるのかしらん・・・こんどのセミナーで聞いてみよう。

 

 S田氏, Uさんとバイバイして駒込に向かう道中,寝るにはまだ時間があることに気づきKっちゃんに電話をかける。(仕事中かなあ)と思うこと2コール。「いや、まあ暇っちゃ暇だけど・・・」と渋々会ってくれた。

 

 彼が「綺麗な店員さんが居る」として通っているスタバで合流し、少しだけ真面目な話をしてから一杯引っ掛けることに。ぶらぶらしながら、良さそうなところへ立ち寄ってみる。

tabelog.com

気さくなマスターが居る綺麗な場所だった。そして、最初のハイボールがものすごく美味しかった(僕は、美味しいハイボールが出てくるお店は何でも美味しいと勝手に思っている。)お酒のことをよく知らないので、薦められたバーボンなんかを試してみたり、隣のお客さんと絡んでみたり。また行きたいお店だった。

 

 ほろ酔いの足で新宿バッティングセンターへ向かう。ここも古くていい味だしてる。

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写真は、日頃の鬱憤を叩きつけてるK氏。

(雑感だが、バッティングセンターが結構好きだ。スーツをビシッと着こなすサラリーマンからイチャつくカップルまでもが、他人を間近にして、全く関係ない人間が様々な服装で並んで、おんなじようにバットをぶん回しているのはある種のユーモラスだと思う)

 

 二人で「肩が重い」とブツブツ言いながら、今度はカラオケにゆく。道中、ポン引きのオカマさんに「んもう、そんなに汗かいて・・・」と声を投げかけられ、かなりグッときた。「んもう、しょうがないわね」みたいなお叱りっていいよね、とKっちゃんに尋ねるも同意を得られず。この気持ちが解るひと、他に居ないだろうか。

 カラオケを出ると、25:00をまわったあたり。映画でも観るか・・・と、男二人で「君の名は。」を選択。上映まで時間があったため、映画館の下で一杯引っ掛ける。バッティングセンターとカラオケで疲れていたので、喉が歓喜。そのまま上映シアターに向かうと、深夜だがまばらに人がいる。僕らは深夜に運動・歌唱をし、お酒も結構飲んだので(もしかして寝てしまうか)と心配していたが、新海誠にしっかり泣かされてエンドロールまで堪能した。

 珈琲飲みたいなあ、ということで2丁目の喫茶店へ。映画の感想やらなにやら喋り、気付いたら6:00だった。店を出ると朝焼けだ。自棄に綺麗な空とゴミの臭いが漂う様は、これぞ新宿という気分。

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Kっちゃんとバイバイして、今回の目的地にようやく向かう。今宵は、駒込のロスコだ。

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ここは高温サウナと水質の良さがウリの、老舗ながら清潔感が溢れるお店。サウナはかなり温度が高く、しかも横になるスペースが用意されている(なかなか珍しい)。水風呂は20℃とヌルめだが、循環が激しいため心地よい。(通常、20℃以上の水風呂は物足りなくて(なんだかなあ)という気分になるのだが、ここの水風呂は水流と水質のおかげで長時間気持ちよく浸かっていられる)。ただ、外気浴スペースへのアクセスが少し難点か。

 とりあえず五往復ほどし、露天風呂へ向かう。空は朝日のために柔らかい日差しで、雀の鳴き声とジャグジーの音、湯船で漫画読んでるおっさんの痰を吐く音だけが聞こえる。ぼうっとしながら(今朝の秋って季語があったけど使ってる句は知らんな・・・子規の傘のなんとかかか?というか今日のオカマの顔が思い出せん・・・声は色っぽかった・・・)外気に晒されながら放心していると30分ほど経っていた。思いっきりクシャミをして鼻を垂らす。風邪を引いたかと本気で心配になったが、サウナのおかげで風邪は引かないはず。サウナに頭は上がらない。(サウナのせいで、裸で外にいるわけだけど)

 休憩室で仮眠をとる。昼前に起きてひとっ風呂浴び、雑務をこなしてから上野へ向かう。鈴本で小三治が夜の部主任なので、もう一度観ておこうと思ったのだが、開場前から長蛇の列。100人数えた時点で萎えたので、そこから3分歩いて上野広小路亭へ。ここは芸協や立川流、円楽一門などで運営されている寄席。圓丸が好きなので当たりだった(追)。

 

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(追)上野広小路亭演目のメモ(わかったやつだけで、覚えているものです):

三遊亭遊七:たらちね:女性がやると、言葉遣いが丁寧すぎるおかみさんがリアルに見えて新鮮。

立川三四楼:蝦蟇の油:枕から雰囲気がまったく違って驚いた。酔っ払ってからの場面で、自棄に流暢なセリフの箇所があって面白かった。

トリプルパンチ:ベテランの二人組。お客さんとの絡みがとにかく面白かった。最初の殺陣も好き。

三遊亭神楽:目黒の秋刀魚:お噺も上手だが、枕も面白かった。枕で多く時間を使い、演目はサッと時間内に終わらせていた。

宝井梅福:山内一豊出世の馬揃え:女性の講談は初めてお目にかかりました

左利き:左の若いお兄さんは体育大出身らしい。漫才って難しいんだなあ・・・。

三遊亭圓丸:子別れ:師匠はイカツイ顔をしていながら(失礼)、人情噺でせつない感じムンムンで大好き。