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ぬまのつぐみ

おもにサウナで気持ちよくなったことを自慢するブログです

サウナセンター大泉

林家正楽という名跡がある。寄席で見ることができる現代の紙切り芸人の代名詞。紙切り芸は、高座で客からリクエストを受け、そのリクエストに沿って即興で紙を切っていく名人芸のこと。

右前の男性が「秋刀魚!」と叫んだ。正楽師匠はいつもどおり右斜め上を見つめながら復唱し、体を前後に揺らし鋏を動かす。受け取りに立ったのは、男性の連れの女性だった。彼らは30代だろうか、大人しい目の夫婦のように見受けられたが、秋刀魚を受け取って席に戻る女性の、歩きながら手元の秋刀魚を眺めるそのお顔は、表には出さなくても嬉しそうだった。なんとなく、買ってもらった玩具から目を離せない子供を連想した。

 ということが鈴本の一節。本日の番組は以下のとおり(下段):

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歌奴・さん喬の代演が嬉しい誤算だった(追1)。

 

 今日は日の高い時分に学会が終わり、まずサウナセンター大泉に向かった。僕は、ポイントカードの類はいつも失くしてしまう。ここのピンクのカードもすでに何度も見えなくなっているが、気にしないようにしている。受付脇の脱衣所でかかっているラジオが聞こえてくるだけで、もうワクワクしてくる(今日のセルフロウリュの味はいかがなもんかいな)。身体を洗って、水風呂で土左衛門と化してからサウナへ。やはりここのサウナは格別だ。白樺ってすごいなあ。

 

 サウナ上がり、食堂へは行かずにすぐ外へ出る。YBNさんに教えて貰ったタイ料理屋へ

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カオマンガイ美味しい。とても。美味しいタイ料理ってなかなか味わえないような印象を持つので、さすがYBNさんです。。但し、少し値が張るのでランチメニューがお得かもしれない。

 店を出ると、ちょうど鈴本の夜の部が始まる時間だった。その足で鈴本へ向かう。終わりしな、隣の寿司で一寸呑んでから歩いて秋葉原へ。贅沢な週末だった。

 

(追1)今日の鈴本の演目メモ(入場したところから)(敬称略)

花島世津子:紐の手品

柳家さん助真田小僧

蜃気楼龍玉:強情灸:初めてお目にかかりました。

三遊亭歌奴(代演):お花半七の馴れ初め部分:雷が鳴って抱き合うところが堪らん。「木曽殿と背中合わせの寒さかな(島崎又玄)」。噺でふっと出てくる句って凄く素敵だと思う。場面に即した句をどうして思いつくのだろうか不思議で堪らない。

ニックス:蜘蛛の糸(芥川)を一口に。

五明楼玉の輔:(癌告知のやつ)師匠の新作。

柳家さん喬(代演):天狗裁き(夢のやつ):もともと好きだのもあるけれど、展開がわかっててもどうして笑ってしまうんだろう。

柳家小菊:三すくみのやつと、両国風景しか覚えていませぬ。。。両国風景はいつ聴いても格好よい。

桃月庵白酒:幾代餅:まさか紺屋高尾か!?と思って聞いていたら、少しだけ違う。調べてみたら幾代餅という類似演目があるのですね。。。ドライな滑稽話のような感じになっていました。「松の位の太夫職」っていつ聴いても語呂がいい。(談春の紺屋高尾のせいで自動的に「及ばぬ鯉の滝登り」が続いてしまう。文字に起こしてみて今気づいたけれど、「及ばぬ恋」とかけてるのですね・・・しゅごいです・・・)

今後、夜のトリが文左衛門・小三治・菊之丞と続く。小三治のときは何回行けるだろうか。。。それまでに論文出来上がってると良いのだけれど。。

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